さきぞう社をはじめ、サキゾートラスト社、さきぞう不動産社、サキゾーネットワーク社、井筒ホテル社等を統合するさきぞうグループを2015年9月に、創業者3名より禅譲いただき継承致しました。
知識及び体験、そして最も重要な知恵が未熟な私が、京都市内と滋賀県を合わせ40にも及ぶ不動産・資産と、1972年創業から満43周年の法人の歴史。
享保8年(1723年)より継承いたしております井筒屋の菩提をも、父から継承するに、身にかかる重圧に耐えながら、重責を全う致したく私たち兄妹4名に、みなさまのご支持、ご指導ご鞭撻を是非ともよろしくお願い申し上げます。
さきぞうグループ
代表者
ご挨拶
さきぞうグループ代表 田村 元起
私たちの創業者が残してくれた宝物「ちりめん洋服」は本社内での制作加工を継続させながら、ご希望のお客様のみに販売させていただきます。創業者が愛した中庄浜オーベルジュ計画は第三者へバトンタッチの上で、若い世代の彼らに希望を叶えて戴くようにお願いしました。
現在の所有不動産はスクラップ・アンド・ビルドを重ねて、三条河原町、四条河原町、烏丸四条を基点に集約させてゆきます。
「よく働き、よく遊ぶ」を創業者から引継、分相応にて継承してまいります。
あせらず、ゆっくりと、しかし確りとした、歩みを絶えることなく続け、少しずつ発展させながら、決して無理せず、楽しみを忘れることなく邁進してゆきます。
さきぞうグループ代表 田村 元起
沿革
History
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1972
ちりめん洋服メーカー創業
田村佐起三が1972年ちりめん洋服メーカーを創業、同メーカーに必要なアトリエや倉庫、縫製工場他の不動産を順次取得してきました。
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1988
所有不動産資産運用への流れ
ちりめん洋服の増産に次ぐ増産に、銀行の紹介で名古屋のタキヒョー社と生産委託契約を締結したことから、草津駅西口前の自社縫製工場が不要となり売却、京都市中京区に資産運用目的の不動産に買い換えました。
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1992
バブル崩壊後 5年位~不動産低迷期
バブル崩壊後急速に不動産が冷え込み、金融機関の引き締めが大きく融資より回収を優先されたために急落して行きました。
そんな時期に私たちは、ちりめん洋服メーカー所有不動産を売却しながら、京都市の街中に資産運用目的の不動産に買換えを進めてゆきました。
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2005
ちりめん洋服メーカの資産を運用へ
ちりめん洋服を全国5000店舗に展開、大手訪問販売会社との取引を解消し、ドラステイックに直営3店舗に縮小時には、資産運用年間収入は5億円に達していました。
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2010
不動産のスクラップ・アンド・ビルド
資産運用目的に買換え取得した不動産を整理整頓、スクラップ・アンド・ビルドを繰り返しました。
整理整頓した結果、約40か所の不動産所有、資産運用となって居ました。
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2017
創業満45周年記念に、担保設定の見直し
創業満45周年を迎えるに、私達が所有する不動産約40か所の内3か所のみに担保設定することに金融機関の協力を得られ実行できました。
私の還暦より始まりました経営継承は約10年余かけて全て完了しました。
田村元起、田村綿絵が経営を継承
創業者三名の内常務が逝去されたことが引き金となり、継承がスムーズに進み、創業満45周年を機に無事に経営継承が完了しました。
しかしながら、継承者たちは経営者として未熟なこと明らかで、みなさんのご支援を切にお願いいたします。
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2022
創業満50周年を迎える
9月17日ホテルオークラ京都 暁雲の間にて、さきぞう創業満五十周年記念感謝会を開催致しました。
コロナ禍の影響で、400名のお席を6割のゆったりとした着座で、第一部は「天台声明」で厳かに開幕、第二部は「能・高砂」で開幕、祝宴から閉会までみなさまにお楽しみ戴けました。